扇子と団扇の老舗 浮世絵版元 伊場仙
手拭い柄の木綿の扇子です。
観世水(かんぜすい)文様
常に新しく変わりながら姿をとどめている水の流れは清めの意味を持ち、未来永久の象徴とされる紋様です。流水文様そのものにも「厄を流す=魔除け」「流れる水は腐らない=清らかさ」「火難除け」などの意味があります。流水文様の中でも、水流と渦をかたどった「観世水(かんぜすい)」は特に有名で、常に変わりゆく無限の様を表し、能楽の観世大夫の紋所としたことに由来します。扇面や謡本の表紙などに用いられます。
サイズ:7寸(21cm)
伊場仙製