『令和』を手しごとの匠で祝す。この道50年の扇子職人が心を込めて作り上げます。

令和が初号された2ヶ月後、2019年7月に、クラウドファンディングにて成功したプロジェクトの商品です。

数量限定!扇子職人が心を込めて1本ずつお作りする『令和』改元記念扇子

改元の扇子について

江戸時代後半より改元に際し、弊社では改元の際の日付、干支を店員に知らしめるため改元の名前を記した扇子を店に飾っておりました。

大きさは9寸(約27cm)の白扇です。この扇子は売り物ではなく弊社の浮世絵を始め多くの商品の発行年月日を銘記するためのツ-ルとして製作されたものと伝えられています。

当時改元は現在と同様に朝廷と幕府の話し合いで慎重に選ばれ決定されていましたが、各藩や江戸の町民に知れわたるまで一カ月ほどのタイムラグがあったと言われています。

今回の改元の扇子は弊社が400年余の歴史で初めて一般の方々に販売するものとなります。なお当時から新元号と干支、日付を併記して記していましたのでその伝統にのっとり揮毫されています。但し月日は当時旧暦(陰暦)を使用しておりましたが今回の扇子は新暦(太陽暦)を記してあります。

商品のこだわり

このたび、『令和』の改元を祝して書家の増永広春先生(※1)に揮毫をお願いし『令和』の書入り日本製扇子を300本限定で製作します。材質にも徹底的にこだわり、平成元年採取の「本煤竹(すすだけ)」を使用し仕立てます。扇面は越前「鳥の子和紙」を使い、桐箱にお入れします。

「本煤竹」は2~30年ほどの長期にわたって煙で燻蒸された竹で狂いも少なく、独特の艶を持ち竹材のなかでも最高級の材料です。煙が直接当たっている部分は色濃く変色していますが、縄などが巻かれて直接煙が当たらなかった部分は変色が薄く、ゆえに1本の竹に濃淡が出て美しい表情を作っています。昨今は煤竹そのものの数が希少傾向にあり、価格は1本で数十万円以上することも珍しくはありません。

増永広春先生の揮毫

(※1)は、全身にみなぎるエネルギーを筆に託した墨を走らせイマジネーションを描き出します。毎日書道展第4部門秀作賞をはじめ受賞多数。日本はもとより、ドバイ、シドニー、ローマ、ベルリンやアルジェリアで個展を開催。走墨の美しさは海外でも高く評価され、限りない日本文化の普及にも貢献しています。

プロジェクトへの思い

このように江戸の歴史と歩み、扇子文化を江戸時代から今日まで大切に育んできた伊場仙は、扇子の文化を次世代に繋ぐべく、若手の職人の育成にも力を入れております。

改元と言う節目において、扇子文化を次世代に繋ぐという企業使命に基づき、最高級の素材を使った『令和』扇子の製作を通じて、未来を担う若手扇子職人の育成を推進してまいります。今回は一本一本丁寧に職人の心を込めてお作りし、皆様のお手元にお届けします。

改元記念「令和」の扇子 桐箱入り

通常価格
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につき 

サイズ:7.5寸(22.5cm)
扇骨:「本煤竹」(平成元年採取)
扇面:越前「鳥の子和紙」 桐箱入り

伊場仙製

末広がりで縁起を担ぐと言われている扇子を通じて、改元を共にお祝いし、幸せと平和の願いを込めて大切な方への贈り物としてもぴったりです。

令和の新時代を担うお子様たちの成長の記念として、母の日や父の日の贈り物としてもふさわしいお品です。

扇子は縁起が良いとされる理由

伊場仙Topicsのコラム記事「扇(扇子)は縁起が良い?理由やプレゼントの際に気を付けたいポイント」の中にも、扇子は縁起が良いとされる理由を記載しておりますので、是非ご覧ください。

数量限定!扇子職人が心を込めて1本ずつお作りする『令和』改元記念扇子

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※このページは、Makuakeの上記のページより転載しております。