江戸扇子 No.3 浮世絵 東海道五十三次 広重 日本橋

7.5寸(22.5cm) 白竹

歌川広重 東海道五拾三次之内 日本橋

図説 浮世絵入門 稲垣進一編より抜粋

『大判錦絵。天保4年。〽︎お江戸日本橋七ツ発ち・・・の唄が画面から聞こえてくるような、お江戸気分いっぱいの絵だ。早朝七ツ時(午前4時)木戸が開くと、挟み箱と毛槍を先頭に威儀を正した大名行列が西へ向かう。

南詰すなわち八重洲側から大名行列を正面から見すえた新鮮なアングルに広重は意気込みをみせた。

左側には禁令や定めを書いた高札(こうさつ)。その前に行列をよける魚屋たち。

橋の向こう側には日に千両を商う魚河岸がある。

広重はこのシリーズの成功で風景画家第一人者としての地位を確立した。』

以上、抜粋より。

「一文字ぼかし」と言われる背景色は、一の字を引いたようなシンプルなぼかしで、時間や季節などを表現しています。

橋のたもとの商人や子犬なども愛らしく、江戸人の賑やかさや、ほのぼのしている情景が今に通じます。

広重は、現代のカメラアングルの先駆。その大胆な構図は、印象派の作家にも模倣されたりし、今にでも通ずる江戸浮世絵師です。

¥4,510
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